旅の途中

2014 FINAL 



早いもので今年も残すところあと僅かとなりました。1年間、私の拙い写真ブログをご覧いただきまして誠にありがとうございました。オーストリア旅行記は年内にまとめ終える予定でしたが、かなりずれ込んでしまいました。皆さんにはもういい加減、飽きてこられたことと思いますが、年をまたいでもう少し続きますので、どうか辛抱してお付き合いください。ブログ初年度の昨年は月に30件の投稿ペースを守り、2年目の今年は月に20件のペースとしました。3年目の来年は10件程度の投稿となる予定です。ペースダウンする代わりに写真や記事のクオリティをもっと上げたいとの思いからでありますが、さて、果たして狙いどおりに行きますかどうか。今季は全国的に冬が早くて寒さも厳しいようですね。皆様におかれましては呉々も健康に留意されまして良いお年をお迎えください。来年また元気にお会いいたしましょう!

ダウンタウンにて 


RICOH GR / 8:30 PM
インスブルックの夜は早い。9時ともなればほとんどの店が仕舞いになって、街は急にひっそりと静まり返る。



LEICA M9-P / UWH 12mm F5.6 / 6:20 AM
そしてインスブルックの朝は遅い。まだ月が煌々と輝いている。何処かに潜んで、ひと晩中呑み明かしていたのか、もつれ合うようにしてカップルが歩いてきた。シャッター速度は 1/8秒。きびしい、きびしい。

ふらふら徘徊 


いきなり高所トレッキングをやって軽い高山病にかかったようだ。街に降りてきてもまだ頭がボ~っとしていてピントが合わない。



ふらふら街を徘徊しているうちに、ようやくまともに撮れるようになった。



LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH / インスブルックにて

チロルアルプスを行く #2 


LEICA M-E / SUMMARIT-M 75mm F2.5



LEICA M-E / SUMMARIT-M 75mm F2.5



RICOH GR / GW-3 / 21mm F2.8

チロルアルプスを行く #1 


LEICA M-E / SUMMARIT-M 75mm F2.5



RICOH GR / 47mmクロップモード 



LEICA M9-P / UWH 12mm F5.6

雪の夜に 








LEICA M9-P / SUMMILUX-M 50mm ASPH / 久しぶりにひとりで近所を散歩

イエンバッハの思い出 


LEICA M-E / SUMMARIT-M 75mm F2.5

記事の順序が前後してしまったが、実はこの日はザルツブルクからインスブルックに移動して、真っ直ぐホテルに入る予定だった。ところが、予想外に(というか、世界中どこでも天気予報はあまり当てにならないようで)あまりにも天気が良かったので、急遽予定を変更してイエンバッハで列車を飛び降りた。是非とも快晴のアーヘン湖を見たいと思ったかったからである。スーツケースを持って駅のホームをうろうろしていると、女性の駅員さんが May I help you? と声を掛けてくれた。それで「アーヘンゼー鉄道に乗りたいんですが、これが邪魔でして」とスーツケースを指さすと、あっさりと預かってくれた。なんて親切な~。次の汽車が来るまで1時間半ほど時間があったので、その親切な駅員さんが暮らすイエンバッハの街を散策してみた。そのときの心に残った情景の幾つかを以下にアップしてみたい。ぶらぶら歩きながら思ったのは、真の豊かさとは何か、ということだった。
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澄みわたるアーヘン湖 


RICOH GR / GW-3 / 21mm F2.8



LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH / 湖畔のベンチに腰かけて、の~んびり過ごす

アーヘンゼー登山鉄道 


アーヘンゼー登山鉄道は、イエンバッハという小さな町とチロル地方最大の山岳湖であるアーヘン湖を結ぶ登山鉄道である。全長7km、標高差 500m、最大勾配 16 度の急坂を1時間ほど掛けて登るらしい。ぼくは鉄道のことはまるで門外漢だが、なんでも現在稼働しているアプト式蒸気機関車としては世界最古の歴史を誇るそうだ。




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車窓から 


RICOH GR
ハルシュタットを訪問したところでちょうど旅の前半が終了。ぼくらは今、チロル地方に向かう列車に揺られながら車窓を流れる景色を楽しんでいる。知らない土地の初めて見る風景はとてもエキサイティングだ。



RICOH GR
これはハルシュタットの雑貨店で買ってきたクッキー。美味しくて栄養満点だ。ボリボリかじりながら味覚を堪能しつつ、目では車窓の風景を愉しみ、手の中にはお気に入りの GR があり、頭の中では時折ハルシュタットの残像が明滅していた。あの湖畔の宿にひと晩だけでも泊まっておくべきだったかな...。そんな軽い後悔の思いがチクリと胸を刺したが、それもほんの束の間のこと。時速 230km で疾駆する急行列車は、あっという間にぼくらを次の目的地へと運んでいった。

輝ける湖 


RICOH GR / GW-3 / 21mm F2.8




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夜明け前 

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退職願 


先月、職場に退職願を出した。受け取った責任者は真っ青になってフリーズし、その後、各方面からあの手この手の引き留め工作があったが、私の決意は微塵も揺るがない。思い知るがよい。「今さら泣き叫んでも遅いのだよ」 ウィーンの美術史美術館であの絵を観たときから心は決まっていたのだ。こうして自分はまた新たな人生の旅に向かう。家内にはいつもいつも心配を掛けて申し訳ないが、旅人の妻になったのだから仕方ないと諦めてください。たまには独りで GR を片手に海辺を行く。この1枚、2/3秒を手持ちで撮ったのだから、我れながら大したもんだ。

SALZBURG #10 


RICOH GR / 28mm F2.8 
ザルツブルクの旧市街は、夕暮れ時から夜にかけて、ある種の微妙な雰囲気が漂い始める。それを写し留めようと試みたが、そうたやすく撮れるものではなかった。そうこうしているうちに、ワインの誘惑に負けて、ついに撮れず仕舞いに終わった。



LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH
仮に霊的存在が何がしかの精神的温度を有するものだとすれば、この街に漂うそれは「まるで温度のない絶対零度の緊張をもたらすもの」とでもいえるような性質のものだった。しかし、言葉ではうまく言えない。やはり何が何でも写真に撮っておくべきであったかな.........



LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH / ISO1000 / 32秒露光 / 左:RAWストレート現像 / 右:+8.0EV補正JPEG画像

SALZBURG #09 


演奏が始まる直前のカット。モーツァルトの弦楽五重奏曲・第3番から1曲、その後、美人のピアノ奏者を加えてピアノ五重奏が1曲、休憩をはさんで最後に再びモーツァルトの弦楽五重奏曲・第4番から1曲。誠に夢のようなひとときであった.....



誰の心もこの上ない幸福感で満たされているはずだ。無言の足取りでそれがわかる。頭の中ではまだメロディーが流れ続けているだろう。
勿論、この私も.....



RICOH GR / GW-3 / 21mm F2.8 / ホーエンザルツブルク城にて

SALZBURG #08 


LEICA M-E / SUMMARIT-M 75mm F2.5 
ぼくは今、ザルツブルク城最上部の「領主の間」に居る。ここはかつて権勢を欲しいままにした大司教が祝祭典や饗宴を催した広間であり、ザルツブルクで最も高貴な部屋と呼ばれているそうだ。それに相応しい誠に上品な装いのご婦人が先ほどから熱心に写真を撮っている。



LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH 
暮れゆく大司教の街。ザルツブルクは「北のローマ」とも称されるそうだが、なるほど、そんな感じがしないでもない。



LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH 
そしてここはモーツァルトが生まれた街でもある。開演のときを、ぼくらは今か今かと待っている。

SALZBURG #07 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH 
サマータイムの5月から9月まで、ホーエンザルツブルク城の開城時間は 9:00~19:00 だが、この日の日没時刻は 19:13 であった。
私はどうしてもこの城の高みから日没後の情景を撮りたくて、警備員の目を盗んで城内の片隅に隠れ潜んでいた。時刻は現在 19:32。
当然のことながら観光客らの姿はもうどこにもない.....




RICOH GR / GW-3 / 21mm F2.8 
というのは真っ赤な嘘で、一般の見学者が退城した後で、夜のお楽しみが待っていたのであります。

SALZBURG #06 








3枚とも GR で撮影。説明は省略。

SALZBURG #05 


ザルツブルクの宿は、ちょっと奮発してホテル・ザッハー・ザルツブルクを予約してあったが.....
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SALZBURG #04 

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