旅の途中

駄目な私 


金曜の午後から出張があって日曜の遅くに戻ってきた。札幌は土曜日に桜が満開になったそうで、地団太を踏む思いだった。今日はもう見頃を過ぎているかもしれないが、何としても撮りにいかなくてはと思い、4時に起きた。起きることは起きた。でも体が重くてだるくて服を着る気にもならず。書斎の安楽椅子に座って気力と体力が高まってくるのを待っているうちに刻々と時は過ぎ、現在もう5時40分。ああ、駄目だぁ.....

朝の馬鹿 


LEICA M-E / SUMMARIT-M 75mm F2.5
今年は積極的に撮りに出掛けようと決めたから、今朝も4時に起きて家を出たら素晴らしく澄み渡った空だ。夜明け前の静寂があまりにも素敵すぎる故に、車のエンジン音などでそれを壊しては罰が当たると思い、歩いて出掛けることにした。そうした地味な良心を自分は結構好きだが、しかしどこで撮るべきかポイントを定めぬまま町内をうろうろしているうちに段々と夜が明けてきた。焦って坂の上に登って行ったが、墓地とゴルフ場が邪魔!
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FUJIFILM X-E2 


FUJIFILM X-E2 / XF10-24mm F4 / 札幌
土曜日に富士フイルムでXシリーズの貸出サービスがあったので、朝一番で借りて、夕方までいろいろテストしてみた。
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落日の軌跡 #4 


CANON EOS1V / EF24-70mm F2.8L / 露光時間50分 / RDPⅢ / 支笏湖 / 2004年4月
あくまでも私見ですが、写真というのは「自分が不幸だと感じているとき」のほうが「幸福を感じているとき」よりも深みのあるものが撮れるように思います。被写体に向き合う心の在り方が違うと、自ずと求める世界、見えてくる世界も違ってくるからではないのかなと思います。しかし深みのある写真がたくさん撮れるよりも、幸せであったほうがいいに決まってます.....

葉 脈 


画像クリックで拡大します。是非大きな画像でご覧ください。接写のできるマクロレンズではなく、汎用ズームレンズでこれを撮ったというのが、まあ、ちょっとした売りであります。と、わざわざ注釈をつけるほどのものでもないのですが.....(^^:



NIKON D3s / Nikkor 24-120mm F4 VR / PRO SOFTON-A

休日腰抜けスナップ 


3時に起きるはずが寝坊してしまい、5時30分、すでに日の出後 / NIKON D3s / Nikkor 70-200mm F4 VR
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不意の回想 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm 1st
本州では桜が咲いて散る頃に、北国ではようやく雪がとけて、土の匂いをかぐのが地味に嬉しい季節となる。毎年この時期この場所に来て、ぼんやり海を眺めている。特に何がいいというわけでもないのだが、言ってみれば犬や猫が自分のテリトリー(と勝手に思い込んでいるところ)を巡察して歩いて、何も変化のないことに安堵するのと同じような心境かもしれない。この日は水平線を眺めていて、不意にコモ湖を去るときの情景がありありと浮かび上がってきた。


あのときは、
まるで鮫肌を逆撫でするかのように
湖面がざわついていたなぁ..........




SONY NEX-7 / SUMMILUX-M 50mm ASPH / 2013年 / 北イタリア・コモ湖

月食の夜に 


NIKON D3s / Nikkor 70-200mm F4 VR / 二重露光
昨夜、風呂から上がって空を見ると、ちょうどいい感じで月食が始まっていた。しかし、月が宙空にポツンとあるだけでは絵にならない。ふと思いついて、久しぶりに二重露光をやってみた。もう少し味のある被写体を配することができればよかったが、なんせ風呂上りで窓から見える被写体と言えば山裾の窓明かりくらいしかなかったもので.....




NIKON D3s / Nikkor 70-200mm F4 VR / 二重露光
しかし、赤い月などを見ていると何となく妖しい気分になってくるもので、二重露光のついでに書斎でこんなのを撮って、しばし若かりし頃の精神世界を彷徨ってみた。

愛 妻 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 50mm ASPH / 3月下旬 / 北大にて

今年の旅行はベルギーにするつもりで昨年末からコツコツ準備を進めてきたが、家内が突然「今年はヨーロッパじゃなくて長野を回ってみたいわ」と言い出して旅行計画に待ったが掛かった。ところが先週末、久しぶりに息子が泊まりに来て「石垣島はいいよ~!」と言ったのに触発されて、今度は「石垣島に行ってみたいわ~」と言い出した。何事も理詰め、計画ずくめでやらなければ気のすまない超A型気質の自分としては非常に腹立たしい思いだったが、昨日、仕事を終えて帰宅すると、家内が「時間があるときにこれを見てね」とプリントしたものを手渡してきた。見ると、欧州某国のある街のことが書かれている。「これはなんだい?」と訊くと、「もしよかったらこの街に行ってみたいの」と云う。「どうしてここに行きたいんだい?」と訊くと、最近読み始めた作家がその街のことをすごく誉めていたからだと云う。家内のこの無軌道ぶりにはパーペキに頭にきて、昨夜はもう口をきかなかった。今朝も無言で朝食をとり、無言で家を出て職場に向かった。そして昼休みの1時間ほどの間に、発作的に飛行機の往復チケットと「その街」のホテルを予約してしまったのである。例によってキャンセル不可の格安料金で、全額先払いだ。これはまあ一種の腹いせであり、同時にやはり、頭には来つつも希望を叶えてあげたいという....... うぅぅぅむぅぅぅ.......

斬 光 


CANON EOS 1V / EF70-200mm F2.8L / RVP100 / 露出時間40分 / 手稲山にて

木立を袈裟懸けに斬るイメージで露出時間を60分にセット。しかし、森の中でじっと待っているうちにすっかり退屈してしまい、もういいかな?といつもの悪い癖が出て40分でシャッターを戻してしまった。上がってきたフィルムをみるとやはり斬り方が甘い。右下の地面までバッサリ行かなければ駄目なのに。あと少しの我慢ができない、この悪い癖を今年は直したいと思う。