旅の途中

資料館の桜 2016 


LEICA M-E / SUMMILUX-M 35mm 球面



Canon 5D Mark lll / EF135mm F2L / 4月27日午前6時 / 札幌市資料館

渓谷にて 








Canon 5D Mark lll / EF135mm F2L / 慰霊の大師、寂然と佇む。

変なリス 


Canon 5D Mark lll / EF135mm F2L
円山の登山道を歩いていたら、この子がひょいと現れた。「こんにちは~、ボクです」と云うような顔をしている。誰だい、君は? 妙に人懐っこいじゃないか、ふふふ。せっかくだからちょっと撮らせてもらおうか。そうして何枚か撮ったところで、サッと木の根っこに隠れてしまった..... と思いきや.....



Canon 5D Mark lll / EF135mm F2L
穴の中から木の実を持ち出してきて、わざわざ小生の前で食べ始めた。変なリスだね~(笑)

EF135mm F2L #2 


Canon 5D Mark lll / EF135mm F2L / 絞り開放 / 北海道神宮
ピントの位置は手前の房の中央付近です。画像クリックで拡大表示。以下、何枚か作例をアップしておきます。
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EF135mm F2L #1 


Canon 5D Mark lll / EF135mm F2L / 絞り開放 / およそ5mの距離から
EF135mm F2L はキヤノンユーザーの間で知る人ぞ知る「神レンズ」として絶賛されてきた逸品である。開放から素晴らしくシャープで、ボケの美しさはライカレンズに匹敵すると云われる。発売は 1996 年4月だから今月でちょうど丸 20 年を迎えたわけだ。ぼくは去年キヤノンに回帰して以来、このレンズがそろそろ手振れ補正付きになってリニューアルされるのではないかと様子を伺っていたのだが、どうもそれらしい気配は一向に感じられない。そうこうするうちに桜の季節が段々と近づいてきて、豊平館も誠に美しく化粧直しをしてくれたから、どうにもこうに待ち切れなくなった。
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スイスあれこれ #4 


Canon 5D Mark lll / SIGMA 24-105mm F4 Art
スイスのほぼ中央、水景煌々たる四森州湖畔に佇む中世の古都ルツェルンは、「スイスの中のスイス」とも賞嘆されるほど美しい街である。昨年のスイス旅行では当然ながらこの街も訪れて、たくさんの写真を撮ってきた。けれども、これまでこのブログでルツェルンのことを取り上げたことは一度もなかった。意図的に避けてきたとも言える。そうするについては、実のところ深長な理由があったのである。
 
 

これはルツェルン駅構内を歩き回った小生の GPS トラックである。列車を待つ間、トイレを探して必死に歩き回った急迫の記録である。もとより観光立国のスイスであるからトイレの案内表示に抜かりのあるはずがない。公設トイレはすぐに見つかった。しかし、である。一体全体どこの世界にトイレ使用料として 2.4 スイスフラン(当時のレートで300円)も取る駅があるだろうか。ベルン中央駅では1スイスフランだったのに。ルツェルンのこのボッタクリ価格が許しがたくて、何がなんでもどこかでタダで用を足してやろうと、斯くのごとき仕儀と相成ったのである。最終的に切迫する生理現象に抗うことは出来ず、しぶしぶ 2.4 スイスフランを払って安堵を得ることが出来たわけだが、この自分がボッタクリに屈してしまったという不快感がいつまでたっても忘れ得ぬ記憶として残っている。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いで、ルツェルンのことをこれまで忌避してきた深長な理由とは、そういうことである。つまり、ただそれだけのことである。

スイスあれこれ #3 


Canon 5D Mark lll / SIGMA 24-105mm F4 Art
ベルン中央駅でのひとコマである。スイスが永世中立国であることは小学生でも知っているが、完全に中立であるためには他の如何なる国家・勢力とも組することがあってはならず、万が一他国から侵略を受けた場合は独力で防衛しなければならない。為にスイスでは国民皆兵制を布いていて、スイス国籍を持つ成人男性は全員、初年度に4ヶ月、それ以後は毎年3週間、兵学校で訓練を受けることが義務付けられているそうだ。たとえ海外に在住していても毎年帰国して兵訓練を受けなければならない。違反した場合は国籍剥奪となる。



Canon 5D Mark lll / SIGMA 24-105mm F4 Art
そういう次第であるから、スイスの男性は筋骨隆々の逞しい人が実に多かった。しかし、実際問題として今のこの時代にスイスへの侵略を企てる国があろうとは到底思われない。だから無駄な国防費は削減すべきであり、徴兵制度も廃止すべきとの声が挙がり、その是非を問う国民投票が 2013 年9月に行われた。その結果、スイス国民は圧倒的多数をもって徴兵制の存続を支持したのである。非武装で永世中立は維持できない、自らの平和と安全は自ら守る、という考え方が徹底していたのである。スイスという国は、アルプスの峰々の天を突く高さに声望あるのみならず、人々の気骨もまた透徹して高きところに在るを知り、すっかり平和ボケした極東の島国に暮らす自分などは至極感激した次第である。

自転車散歩 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 50mm ASPH
先週末、天気がよかったので夫婦で自転車散歩に出かけた。黒いのが拙者ので、ブルーのが家内の(もともとは娘の)。家内のはあちこちサビだらけで相当ガタが来ている。還暦が近くなって膝も痛むようになってきたようだから、そろそろ電動アシスト自転車でも買ってあげようかと思うのだが、それがアダとなって事故にでも遭ったら大変だしなぁ..... と、二の足を踏んでいる。



LEICA M-E / SUMMILUX-M 35mm 球面
住宅街を走っていたら、松葉杖で体を支えながら庭掃除をしている御老体を見掛けた。クロッカスが眩しいほどに輝いていたので、「1枚撮らせてもらっていいですか?」と尋ねると、「独り身でこんな体だから、満足に手入れも出来ず、こんな庭で恥ずかしいことです」とおっしゃった。こちらは写真の撮り得をしたけれど、御老体には何の足しにもならなかったなぁと、後になって気になってきた。富士フイルムのチェキのように、その場でプリントを差し上げることが出来ればせめてものお返しになるのだがなぁ。自分の撮影システムでどういう方法が可能か、真剣に考えてみようと思う。

化粧直し 


LEICA M-E / SUMMILUX-M 35mm 球面 / 豊平館
かれこれ4年の長きに及んだ改修工事もようやく終わり、鬱陶しい遮蔽板が取り払われると、何とまあ、お化粧直しをした花嫁さんを見るようにハッとするほど美しい。今年はさぞや桜が映えることだろう。楽しみだなぁ。



LEICA M9-P / SUMMILUX-M 50mm ASPH
ところで、あの窓辺に佇む人がいるとすれば誰がいいだろうか。ぼくは 1980年の大谷直子がいいと思った。和服を着て、憂い顔で、ぼんやり遠くを見ているような感じで、そういう彼女の姿をイメージしながらこの1枚を撮った。ぼくの隣では撮影助手が「早くサンドイッチ買いに行こうよ」と言っている。デリカシーのない奴め。

制酸薬と認知症 


LEICA M-E / APO-SUMMICRON-M 75mm ASPH

少し前のことになるが、制酸薬の PPI(オメプラール、タケプロン、ランソプラゾール、パリエット、ネキシウムなど)を長期服用している高齢者は認知症の発生リスクが4割以上も高くなるという驚くべき論文が JAMA(超一流の医学雑誌)に掲載された。これまでにも PPI をマウスに投与すると認知症の原因物質である脳内アミロイドβ が増加することが基礎実験で明らかにされていたが、今回の論文ではドイツ最大の公的医療保険である Allgemeine Ortskrankenkassen のデータベースを用い、2004 年から 2011 年の期間におけるすべての診断記録と PPI 処方データを抽出し、8万人に及ぶ症例を対象に追跡調査されたものであるから、その調査結果はまず間違いのないものと見ていいだろう。小生などは術後8年間に渡って連日の服用を余儀なくされているが、今に若年性認知症を発症するんじゃないかと戦々恐々である。また、ストレス社会の現代においては過酸による胸焼けなどで PPI を服用している人は非常に多く、我が国の薬品売上ランキングでタケプロンはベスト 10、ネキシウムはベスト 20に入っているほどである。安倍政権は医療費抑制政策のひとつとして大部分の医薬品のネット販売を事実上解禁してしまったが(つまり病院にはかからず自分で買ってくださいということ)、PPI を野放しにする結果、認知症患者が激増する事態となったらどうするのか。さてさて、大変な論文が出てきたものである。興味のある方は「こちら」を参照されたい。

函館朝市 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 50mm ASPH
昨日に続き、今朝もはよから「カニだ~! 鮨だ~!」と食べまくってしまい、腹いっぱい食べたらもう写真を撮るのなんか面倒になり、真っすぐ札幌に帰ってしまった。写欲よりも食欲が勝るという、自分としては初めての経験となった。函館恐るべし。



LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH / 近いうちにまた行こうっと(笑)

函館港の夜明け 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH
前夜、五稜郭界隈のとある鮨屋で食した時不知(ときしらず)の旨さと来たらなかったですなぁ。ノクチルックスのボケ味も斯くやと思えるほどの流麗なとろけ具合に恍惚となり、盛っ切りのグラスを重ねて満腹快酔の至福に至れば、もはや夜のスナップ撮影などどうでもよくなってしもうたのであります。まっすぐ宿に帰ってバタンキュー。而して早寝早起きのご褒美よろしく、誠に美しい夜明けを迎えることができました。



Canon 5D Mark lll / EF70-200mm F4L IS
一枚目の写真をご覧になった直後にこの写真を見ると、何となく冴えない色合いに見えますが、我慢して5秒間くらいじっとご覧ください。きっとスルメイカのような味わいが出てくるかと存じます。  .....と敢えて喧伝するほどのものでもないですかね(^^;

ふらふらと 


RICOH GR / GW-3 / 21mm F2.8
函館に来たからには、何は置いても函館山に登って夜景を見なければなるまい。幸いにもロープウェイ駅はホテルから歩いて10分の近さにある。
嗚呼それなのに、ついふらふらとネオンのほうに引き寄せられてしまい.....  つまり、函館山とは反対の方に歩いてしまい.....



LEICA M9-P / SUMMILUX-M 50mm ASPH
どんどん違う方に進んでしまい.....(^^;

午睡夕寝と相成る 


RICOH GR / GW-3 / 21mm F2.8 / HOTEL SeaBorne
突然思い立って函館にやって来たが、3連休の中日ということで主だった温泉宿やホテルはすべて埋まっている。ネットで検索しても空いてるのはどれも評価がひどいのばかりで、とても泊まる気がしない。いやあ、困ったなぁと思っていたところ、なんと金森倉庫のすぐ隣のホテルに1部屋だけ空きがあった! 利用者の評価もかなり高くて、料金も安い。1泊 6000円×2名。ただし安いのには訳があって、部屋のグレードは選択できないプランらしい。まあ、そんなのは構わない。とにかくこの近くで清潔なところに泊まれればそれでいいわけだから、さっそくクリック。
たらふくワインを呑んで、ふわりふわりとビヤホールから歩いて2分、すっかりいい気分でホテルに入った。奥から出てきたレセプションの女性に名前を告げると、「あ、先程ご予約いただいたお客様でございますね。実は今ちょうどキャンセルが出たところでございまして、ジュニアスイートのお部屋なんでございますが」と言ってこの部屋に案内してくれた。なんか高級ラブホみたいな雰囲気がしないでもないが、料金はそのままで良いそうだから、思わず「素晴らしい!」と叫んでしまった。



LEICA M9-P / SUMMILUX-M 50mm ASPH
ところで自分は午前1時からぶっ通しで行動しているわけで、疲れと眠気と旅先の気安さがワインに溶けて、ベットにごろりと横になったらそのまま眠ってしまったらしい。目が覚めたら、港街はもうすっかり黄昏ていた。函館山から見る夜景は今時分が最も美しいはずだがね。う~ん。

函館ず~らずら 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 50mm ASPH
【左上】酒屋を探してぶらぶら歩いていたら何やら非常に風情のある格子窓を発見。看板には「茶房」とあるが、きっとカフェに違いあるまい。この店なら何か面白いものが撮れるかも知れん。とりあえず入って酒の代わりにコーヒーでも飲むとするか。【右上】ほら、やっぱりね。妙なものがたくさん置いてある。ふふふ。【左下】しかし、ここはカフェじゃなくて本当に茶房だったのね~。本当に抹茶が出てきて驚いたよ。【右下】去年あたりから急に小皺が増え始めてアップに堪えなくなったため、苦しまぎれに斯様なディスプレイの仕方を考案してみたわけだ。これも助手に対する思い遣りである。「それだったら夜中に突然叩き起こすのはやめてくれませんか~?」という抗議は受付けない。



RICOH GR / GW-3 / LEICA M9-P / SUMMILUX-M 50mm ASPH
【左上】ベイエーリアにある金森赤レンガ倉庫。この中に地ビールを呑ませてくれるビヤホールがある。小生、ビールだけは未だに駄目なんだが、助手は大のビール好きときているからね。【右上】11時の開店と同時に雪崩れ込んだ。これでようやくアルコールにありつける。【左下】小生は函館ワインを注文んでみたが、これがなかなか旨くて、何杯かお代わりした。それだったら最初から1本入れたほうが安かったなぁと、勘定のときになって後悔した。【右下】黒ビールを旨そうに呑む助手兼家内。