旅の途中

STOCKHOLM #25 


危険地帯
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STOCKHOLM #24 


FUJIFILM X-T1 / XF56mm F1.2R / 10:59 PM
先ほどから私はスロッツバッケンの坂道に佇んで、王宮の様子を眺めている。何かの催しがあったのだろうか、高貴に着飾った人々が続々と出て来たが、そのかなり後になってこの女性が現れた。



FUJIFILM X-T1 / XF56mm F1.2R / 11:55 PM
その1時間後、ガムラスタンの路地裏で写真を撮っていると、ひょいとこの女性が現れた。さっき王宮から出てきた人だ。なんでこんな時間にこんなところを歩いているのだろうか? 不審である。 しかし斯く言う私も後刻、ガムラスタンの人々に不審がられることとなったので、人のことはあまり言えない。

STOCKHOLM #23 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH



Light your heart ! ハートに火をつけて

STOCKHOLM #22 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH
そろそろ引き上げようと思っていたところへ、向こうからもつれるように歩いてきたカップルが、わざわざ小生の目の前で抱き合い始めました。これはまた一体どうしたことでしょう。もしや写真に撮ってほしいとか? それとも愛情と幸せのお裾分けをしてくれるつもり? いずれにせよ、スナップシューターならばこれは願ってもないシーンですが、基本的に風景写真野郎の自分は、こんな刹那的な状況であってもまずは構図を整えなければ気が済まず、なおかつピントはご丁寧にも保育園に合わせてしまうわけです。どうしようもありませんね(笑)

STOCKHOLM #21 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH
この場所が大好きで、何度も何度も通いました。 朝に、夕に、夜に。



LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm ASPH
右のお宅は保育園です。STOCKHOLM #5 でご紹介したところです。対岸の左手には市庁舎の塔がひときわ高く聳えています。パリやウィーンのような華やかさはありませんが、誠に静かな夜景で、いつまでも眺めていたい気持ちになります。

ライカへの不満 


上段: Leica Rumors "More Leica TL pictures leaked online" より引用
下段: SONY α6300 の広告画像を引用

去る11月9日、ライカ社が Leica T の後継機 Leica TL を発表した。新型機は EVF 内臓になるのではないかとの期待が高まっていたが、蓋を開けてみればご覧のとおり。相変わらず馬鹿でかい外付け EVF を使う形になっている。邪魔くさいったらありゃしない。この新型機の一体どこが新しくなったのかと思ったら、ボディカラーにチタン色が加わってメモリー用量が倍になっただけ。あとはな~んも変わらず。こんな人を馬鹿にした新型機があっていいのだろうか? おそらくは昨年11月に発売したフルサイズミラーレス一眼 Leica SL との名称的な整合性を図ることだけが目的だったのだろう。本当にがっかりだ。それに引き換え SONY を見給えよ。同じボディーサイズにきっちり EVF を内臓しているでしょうが。ライカだって昨年発売した Leica Q で立派な EVF を内臓させたんだから、TL でもやろうと思えば出来たはずだ。出来るはずなのにやらない。そういう出し惜しみに腹が立つ。
ちなみに ↑ 上の画像は TL 発表前のリーク画像だが、ライカのホームページでこの画像は掲載されておらず、外付け EVF が極力小さく見えるように姑息的な手段がとられている。こんなふうに。大きなストロボを両側に並べることで EVF を相対的に小さく見せている。しかも EVF を付けているボディはシルバーで、背景と同系色にすることでボディの存在を曖昧希薄にし、そうすることで EVF の突出した印象を更に緩和させよう企図しているようにみえる。これはもう確信犯ですな。




Leica Rumors "Summilux-SL 50mm f/1.4 ASPH lens to be released in early 2017" より引用

SL用の Summilux-SL 50mm ASPH が来年の早い時期に発売されるようだが、赤で透過させた M9+Summilux-M 50mm ASPH との比較を見ると、あまりのサイズの違いに愕然とする。最近の ZEISS や SONY や SIGMA のレンズ作りを見てもそうだが、「究極の光学性能を手にしたければレンズが大きく重たくなるのは甘んじて受け入れなさい」と言わんばかりのメーカー側の強硬姿勢と、それに迎合して超弩級レンズの高性能を煽り立てるフォトヨドバシの如き商業サイトのヨイショ記事にはいささかうんざりしている。軽量コンパクトで取り回しがいいということも、そのレンズを長く使っていく上でとても重要な性能の一部だと思うのだがね.....。




Leica Rumors "This is the new Leica M10 camera" より引用

なんと、次期ライカMの名称は「M10」となるようだ。これはすでに米国連邦通信委員会(FCC)に申請してパスしたものなので、新型Mは確実に「M10」となる。2013年3月、M9の後継機は「M typ 260」という名称で発売された。当時ライカ社は「今後、Mのあとに数字をつけるやり方は廃止し、M型ライカはず~っとMで行きます。型番の区別は typ*** でやっていきます」とアナウンスしたが、その舌の根も乾かぬうちに何という節操のなさだろう。そもそも M10 ってどんなカメラだ? M9の正当な後継機という意味か? そうすると現行のMの位置づけはどうなるんだ? まったくわけがわからない。

晩秋の雪 #2 

晩秋の雪 #1 

Sacraさんのタンバール #2 


Sacraさんのタンバールは6ビットコード付きのMマウントに変換されている。だから最新のレンズと同じように扱うことができて非常に使い勝手がよい。製造されてから80年の永きに亘り幾多の達人たちの手を経てきたことだろう。鏡筒には所どころ地金が浮き出ているが、それすらもこのレンズが経てきた歴史の重みを伝えているようで誠に味わい深い。ピントリングの感触はまるで顕微鏡の微動焦点ハンドルのように精密で荘重な動き方をする。また驚くべきはレンズ面のコンディションの良さである。LEDライトを当ててみたところ、まったく曇りがなくて、宝玉のごとき輝きを放っている。その美しさを目の当たりにした途端、ざわざわと鳥肌が立ち、レンズの中に吸い込まれそうな錯覚を覚えた。まったくもって畏れ入った次第である。
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Sacraさんのタンバール #1 


10月下旬の某日、sacraさんから近況の綴られたメールを頂戴したが、文末に「差し支えないようでしたらご住所をお教えください」と書いてあった。sacraさんのことだから、何かお考えがあってのことだろうと思い、特に理由を聞くこともなく住所をお伝えした。すると数日後に突然レンズが送られてきた。なんと、sacraさんが愛用していらっしゃるタンバールである。タンバールとはライカで唯一のソフトフォーカスレンズで、製造本数が3000本に満たないという稀少性と、その独特の美しい描写から「伝説のレンズ」とも「究極のレンズ」とも言われている逸品中の逸品である。ライカファンならば誰もが死ぬまでに一度は使ってみたいと夢見つつ、ほとんどの人は夢で終わってしまうという、斯くも貴重なレンズをポンと送ってきて、「どうぞ、ご自由にお使いください。もし気が向いたらこのレンズで撮った北の大地の写真をブログで見せていただければ幸いです」とさらりとおっしゃる。あまりのことに腰を抜かしそうになった.....




Leica M9-P / Thambar 9㎝ F2.2 №226
sacraさんのご厚意に甘えて、さっそく使わせてもらうことにした。画像クリックで元画像が展開します。更にもう一度クリックすると等倍画像が展開します。ピントは中央やや上の楓に合わせています。他に類を見ない美しい光のにじみ具合を是非大きな画像でご覧ください。なお、この手の写真は本来、絞りを絞ってパンフォーカスでビシッと撮るのが定石ですが、そんなことをするとタンバールの魅力が減弱するので、あえて絞りを開けて撮っています。

それにしても、先月、カメラストラップがどうのこうのという変な夢を見て、そのことを記事にしたせいで、sacraさんにはすっかり気を遣わせてしまい誠に申し訳なく思っている。ブログ上でのお付き合いが深いとは言え、実際にはまだお目にかかったこともない、そんな私に大事な大事なタンバールをお貸しくださるなんて、ぐっ と胸に迫るものがあった。この年になって心から信頼しあえる友人ができるなんて、本当にありがたいことです。

STOCKHOLM #20 


LEICA M9-P / UWH 12mm F5.6 / ドロットニングホルム宮殿の船着き場で尻男に出迎えられるの図

STOCKHOLM #19 


FUJIFILM X-T1 / XF56mm F1.2R
市庁舎の塔から降りて来て、近くの船着き場でひと休みしていると、プリンス・カール・フィリップ号?がやってきました。昨年、超ナイスバディの美人モデルと結婚して話題になったカール・フィリップ王子のお名前を冠した船のようです。乗船すると、ロビー正面の壁に軍服で正装したカール・フィリップ海軍少佐の写真が飾ってありました。惜しくも撮り忘れてしまいましたが、こんな感じの写真でした。王子様である上にこんなにハンサムだなんて反則ですね(^^;
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STOCKHOLM #18 


LEICA M9-P / UWH 12mm F5.6 / 市庁舎の塔上より
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STOCKHOLM #17 


FUJIFILM X-T1 / XF56mm F1.2R
ストックホルム市庁舎内にある黄金の間。ここでノーベル賞受賞パーティの舞踏会が行なわれるそうです。ボブ・ディラン氏がしばらく無言を決め込んだのは、受賞すること自体はやぶさかでないけれど、こういう場に正装して出なければならないのが死ぬほどイヤだったからではないでしょうかね。

STOCKHOLM #16 戦艦ヴァーサ号 


LEICA M9-P / UWH 12mm F5.6
戦艦ヴァーサ号は、1618年に勃発したドイツ三十年戦争に参戦するため、海洋強国スウェーデンが国家の威信をかけて建造した超巨大木造戦艦である。ところが、1628年に処女航海に出た直後に大風に見舞われ、ストックホルム港内で沈没してしまった。1961年に引き上げプロジェクトが発動するまで実に333年間も海中に没していたが、全体の98%が奇跡的に原型を留めていたという途方もない船である。私は今4階フロアからこれを撮っているが、UWH 12mm をもってしても全く写し切れるものではなかった。南無三!!