旅の途中

ある懸念 


Canon 5D Mark lll / EF70-200mm F4L IS / 写真の町 東川町にて
私は合成写真というものが大嫌いである。勿論、写真表現の一つとしてそのような手法があっても構わないが、少なくとも撮影時に多重露光を行なうとか、星景写真のように比較明合成を前提とした撮影を行なうとか、そうした明確な目的意識を持って撮影されたものであるかどうかが理非曲直の分かれ目であると考えている。というのも、まったく別個に撮った写真を後からパソコン上で都合のいいように合成するなどという行為は、その画像の見栄えがいかに素敵であっても、私に言わせれば合板の家具みたいなもので、無垢材のそれとはまったく価値が異なるように思われるからである。何故唐突にこんなことを言い出したかと言えば、数日前に撮ってきたこの写真が自分としてはなかなか気に入っているのだが、見ようによっては合成写真のように見えなくもない、ということを懸念したからである。