旅の途中

姿見駅にて 


SONY α6500 / Vario-Tessar E16-70mm F4 OSS
話は前後するが、この日は全道的にピーカンの予報が出ていたので、久しぶりに旭岳の雄姿を撮ろうと思って出掛けて来た。
しかしながら、山の天気は決して平地の予報どおりに行くはずもなく.....



SONY α6500 / Vario-Tessar E16-70mm F4 OSS
突然、横殴りの雪塊が飛んで来たかと思えば、吹雪いたり、ガスで真っ白になったりした。



Canon 5D Mark lll / SIGMA 24-105mm F4 Art
ロープウェイ姿見駅には数名のカメラマンが待機していて、晴れ間が出ると外に飛び出してシャッターを切りまくり、吹雪けば戻ってくるということを繰り返していたが、その中にひとり悠然と構え、見るからに大物らしい雰囲気のカメラマンがいた。よく見るとその人は道内在住の著名なプロ写真家だった。専門はネイチャーフォトである。正真正銘の撮影助手を従え、周囲に聞こえよがしに「ただ山だけ撮ったって駄目なんだよ。ほら、こんなふうに撮らなけりゃ」などと大声で話している。話すというより講釈を垂れている感じである。挨拶をしようかと思ったが、どうも偉そうにしているのでやめておいた。



SONY α6500 / Vario-Tessar E16-70mm F4 OSS
その大物先生も、他のカメラマン達も、順次ロープウェイで降りて行ってしまい、件のサンセットピラーを撮ったのは自分だけだった。
まあ、そんなことはどうでもよくて、最終便が出発して姿見駅が閉ざされると、さあ、いよいよ待ちに待ったぼくらの時間なのである。