旅の途中

コントラストと空気感 




SONY α6500 / Vario-Tessar E16-70mm F4 OSS
上段は RAW のストレート現像、下段は RAW と同時に記録したオリジナル JPEG です。一見するとオリジナル JPEG のほうがコントラストが効いていて見映えがするのですが、しばらく両者を見比べていると、三月のやわらかい日差しとか空気感といったものが、どちらの画像でより豊かに表現されているか、ということが自然と見えてきます。「コントラストが強ければ強いほど空気感が失われていく」というのが自分の一貫した持論でありまして、RAW 現像に際してはコントラストを上げ過ぎないようにいつも細心の注意を払っているところです。画像をクリックするとそれぞれ新しいタブが開きますので、タブを交互にクリックしながらご覧いただくと両者の違いがより分かりやすいと思います。





SONY α6500 / Vario-Tessar E16-70mm F4 OSS
こちらも同様に上が RAW、下がオリジナル JPEG です。こうして見比べると、やはりオリジナル JPEG のほうがコントラストの強いことが分かります。ただ、このような比較をせずに撮って出しの JPEG 画像だけを見たとすれば、多分これはこれで十分に完成された画だと納得できるだろうと思います。ここら辺に SONY の画作りの進化を感じました。ここで敢えて言わせていただくと、FUJIFILM のスタンダード画像(PROVIA)はコントラストがあまりにも強過ぎて、空気感の感じられないことが多いように思います。昨年、数か月ほど X-T1 を使ってみて、その点が非常に気になり、いつか言おう言おうと思っていたことでした。