旅の途中

乱歩尽くし 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 35mm 球面
この椅子は何だか妙に生々しい肉感があって、まるで江戸川乱歩の『人間椅子』のようだ。そうすると、後ろの壁にぼぉ~っと映っているのは『怪人二十面相』か、はたまた『青銅の魔人』か。ファインダーを覗きながらあたかも『白昼夢』を見ているような気がした。ところで、『白昼夢』と聞いて愛染恭子を思い出した人は完全に昭和のエロおやじである。斯くいう小生もその一人に違いないが、ちょっと細かいことを言うと、愛染恭子のあの伝説の映画は『白昼夢』ではなくて『白日夢』である。一時期、自分も混同していたので敢えて注釈申し上げる次第である。でもまあ、今更そんなことはどうでもいいか。御粗末。