旅の途中

WIEN 2014 FINAL 


前夜の深酒がきいて、4時に起きるはずだったのに目覚めたらもう5時半だ。家内を叩き起し、化粧も何もせんでいいからすぐに服を着ろと。そうしてカメラを引っつかんでホテルを飛び出した。もう時間がない。必殺の近道をしよう。








ここはホーフブルク王宮の職員通用口だ。未明から開いていることをぼくは知っているが、一般の観光客がここから出入りすることはない。




居住棟の内部。窓明かりがもう幾つか点き始めている。左は王族専用の礼拝堂だ。日曜のミサでウィーン少年合唱団が天使の歌声を響かせる。などと余計な解説をしている暇はない。




最短経路で王宮の敷地内を通過したが.....




ああ、いかんいかん、鐘楼に灯が入ってる。間もなく夜が明けてしまうぞ。




さすがのヴィトンもプラダもこの時間は閑散としたものだ。なんて、そんなことはどうでもよい。急げ急げ! 全力疾走だ!




ああ、間に合った.....
ウィーンで一番美しいといわれるクレント小路。昼と夜の2度ここへ来たが、納得のいく写真が撮れなかった。納得のいかないままウィーンを去るのは耐えがたく、こうして夜明け前の情景を収めようと走ってきたのだ。思い描いていたような写真は撮れなかったけれど、自分なりに精一杯やったんだ。今回はこれでよしとしよう。さよなら、ウィーン。いつかまた!