旅の途中

愛 妻 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 50mm ASPH / 3月下旬 / 北大にて

今年の旅行はベルギーにするつもりで昨年末からコツコツ準備を進めてきたが、家内が突然「今年はヨーロッパじゃなくて長野を回ってみたいわ」と言い出して旅行計画に待ったが掛かった。ところが先週末、久しぶりに息子が泊まりに来て「石垣島はいいよ~!」と言ったのに触発されて、今度は「石垣島に行ってみたいわ~」と言い出した。何事も理詰め、計画ずくめでやらなければ気のすまない超A型気質の自分としては非常に腹立たしい思いだったが、昨日、仕事を終えて帰宅すると、家内が「時間があるときにこれを見てね」とプリントしたものを手渡してきた。見ると、欧州某国のある街のことが書かれている。「これはなんだい?」と訊くと、「もしよかったらこの街に行ってみたいの」と云う。「どうしてここに行きたいんだい?」と訊くと、最近読み始めた作家がその街のことをすごく誉めていたからだと云う。家内のこの無軌道ぶりにはパーペキに頭にきて、昨夜はもう口をきかなかった。今朝も無言で朝食をとり、無言で家を出て職場に向かった。そして昼休みの1時間ほどの間に、発作的に飛行機の往復チケットと「その街」のホテルを予約してしまったのである。例によってキャンセル不可の格安料金で、全額先払いだ。これはまあ一種の腹いせであり、同時にやはり、頭には来つつも希望を叶えてあげたいという....... うぅぅぅむぅぅぅ.......