旅の途中

旭川にて #4 


LEICA M9-P / SUMMILUX-M 50mm ASPH
冬曇りの過日、とくに当てもなく、カメラ片手にぶらぶら歩いていたら、この古本屋に何となく惹きつけられるものがあり、1枚撮ってみた。



そうしたら、軒下に店晒しになっているあの本がぼくを呼んでいたのである。「俺はここに居るよ」と。分かってるって。しかし君はたったの百円なのかい? 手に取ってみると、まったくの新品じゃないか! 千円出してもいいと思い、引き戸を開け、店主に千円札を差し出すと、お釣りがきちんと九百円きた。この本屋にはまた来なければなるまい。