旅の途中

支笏湖冬景 #1 


Canon EOS D60 / EF16-35mm F2.8L / 2004年冬

これを撮った頃の自分はまだ写真を始めたばかりの駆け出しで、駆け出し故の生真面目さで「撮影時に最善を尽すべし」という先達の教えに対して真っ直ぐ忠実ならんとしていた。それ故、撮影後に如何様にも現像しうる RAW というものを激しく忌み嫌い、もっぱら JPEG の撮りっ放しにこだわっていた。こうして 12 年も前の写真を引っ張り出して眺めてみると、こんな画を一発で出してくれたキヤノンの画作りはこの時すでに完成の域に達していたのだなぁと改めて思う。そういえば、このたびキヤノンの御手洗社長が会長職に退いて、カメラ技術部門出身の眞榮田氏が社長に就いた。今後どのような展開を見せてくれるのか、心から楽しみなことである。