旅の途中

南へ 


Canon 5D Mark lll / EF70-200mm F4L IS / 豊浦町イコリ岬の日の出
三連休初日の土曜は道内全域で天候不良の予報が出たから、ふて腐れて朝から JAMESON をやり始めた。そうして日がな一日呑み続け、旧暦十日の不細工な月が南中する頃にはすっかり出来上がって伸びてしまった。ところが、酔い潰れて眠りながらも、寝る前に見た月のことが頭を離れず、「雨なのに何で月が見えたのか?」という疑問がグルグルと回転木馬のように脳味噌の中を回り続けた。木馬はいつしかコーヒーカップに変わり、吐き気を催すような夢を見ているうちに突如として閃いた。俺は南へ向かうべし。ガバと跳ね起き、時計を見ると午前1時だった。



Canon 5D Mark lll / EF70-200mm F4L IS
そうすると、まずは酔いを覚まさねばならない。赫々然々の方法で2時間かかって完全にアルコールを抜き、然るべき後に家内=撮影助手を叩き起こし、直ちに出発の準備をさせた。4時前には家を出て、未だアイスバーンの残る中山峠をぶっ飛ばし、長万部(オシャマンベ)の浜で夜明けを迎えた。長い裾野を引いているのは駒ヶ岳。拙ブログ初の「道南の風景」である。