旅の途中

XF56mm F1.2R 


FUJIFILM X-T1 / XF 56mm F1.2R / 画像クリックで 1500×1000 px に拡大します








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際限のない撮像素子の超高画素化に煽られるようにして、最近のデジタル対応レンズは皆こぞって極限レベルの解像度を追及するあまりに、潤いも情感も感じられない、ただカリカリにシャープなだけのレンズが増えているように感じる。そんな風潮にあって、このレンズは十分にシャープなのに、柔らかい。まるで球面レンズのような優しさがある。AF 速度も申し分ない。まったく素晴らしいレンズだと思う。
このレンズの上位モデルである XF 56mm F1.2R APD はアポダイゼーションフィルターを搭載し、更に柔らかく、更に美しい究極のボケ味を実現しているという。いったいどれほど美しい描写なのか、想像もつかない。どうせなら APD モデルのほうを手に入れたいと思ったが、如何せん、そちらは像面位相差 AF に対応しておらずコントラスト AF のみの駆動となる。そのため AF 速度は相対的に遅いはずだ。最近、中望遠領域の高速撮影を企んでいる自分としては APD モデルは見送らざるを得なかったが、標準モデルでも十分過ぎるほどに感動している。自分のつたない作例がどなたかの参考になれば幸いです。