旅の途中

名古屋の友人のこと 


LEICA X2
これは 2013 年の初夏に名古屋を訪れた際、ROGAN さんと一緒に栄町界隈を撮り歩いたときの1枚だ。ROGANさんとぼくが並んで歩いて、その後から助手がついて歩いたが、あとで助手が言うには「ROGAN さんとおとーさんでは見ているものが全然違ってるようですよ~。同じ方向を見ていても、ROGAN さんはおとーさんよりもずっと先のほうを見ているみたい」とのことだった。

そういうカメラアイの奥深さに加えて、ライカの先輩ということでも ROGAN さんは自分のずっと先を行っていた。「ぼくはM8を3台持っていたことがあります」とおっしゃたのを聞いて、「いつか自分もライカを3台持ってみたい!」という強烈な夢を抱くこととなった。昨年、いよいよ夢を実現するという段になって、「果たして3台も必要だろうか?」と自問することもあったが、とにかく ROGAN さんが極めた高みに一度は自分も立ってみたいという思いでそれをやり遂げた。結果的に「3台も必要なかったなぁ」と、今や夢から覚めて冷静に反省しているところではあるが(苦笑)

また、新型のカメラには見向きもせず、型落ちになったカメラを好んで購入するという妙な嗜好性も ROGAN さんの影響によるものである。とにかく自分にとって二つ年上の ROGAN さんは写真人生の兄貴分的な存在で、たった一度お会いした切りではあるが、ずっと憧れの存在であり続けている。つい先日、久しぶりに携帯メールでおしゃべりをさせてもらって、実に楽しかった。50文字しか打てないガラケーのCメールでチマチマ送信していると、「ぼちぼちスマホにしたらいかがですか?」と笑われてしまった。自分の携帯代は月 720円で、その安さに生き甲斐を感じていた次第であるが、ROGAN さんにそう言われたからには考えないわけにはいくまい。よし、次のミッションはスマホの導入だな。