旅の途中

ライカへの不満 


上段: Leica Rumors "More Leica TL pictures leaked online" より引用
下段: SONY α6300 の広告画像を引用

去る11月9日、ライカ社が Leica T の後継機 Leica TL を発表した。新型機は EVF 内臓になるのではないかとの期待が高まっていたが、蓋を開けてみればご覧のとおり。相変わらず馬鹿でかい外付け EVF を使う形になっている。邪魔くさいったらありゃしない。この新型機の一体どこが新しくなったのかと思ったら、ボディカラーにチタン色が加わってメモリー用量が倍になっただけ。あとはな~んも変わらず。こんな人を馬鹿にした新型機があっていいのだろうか? おそらくは昨年11月に発売したフルサイズミラーレス一眼 Leica SL との名称的な整合性を図ることだけが目的だったのだろう。本当にがっかりだ。それに引き換え SONY を見給えよ。同じボディーサイズにきっちり EVF を内臓しているでしょうが。ライカだって昨年発売した Leica Q で立派な EVF を内臓させたんだから、TL でもやろうと思えば出来たはずだ。出来るはずなのにやらない。そういう出し惜しみに腹が立つ。
ちなみに ↑ 上の画像は TL 発表前のリーク画像だが、ライカのホームページでこの画像は掲載されておらず、外付け EVF が極力小さく見えるように姑息的な手段がとられている。こんなふうに。大きなストロボを両側に並べることで EVF を相対的に小さく見せている。しかも EVF を付けているボディはシルバーで、背景と同系色にすることでボディの存在を曖昧希薄にし、そうすることで EVF の突出した印象を更に緩和させよう企図しているようにみえる。これはもう確信犯ですな。




Leica Rumors "Summilux-SL 50mm f/1.4 ASPH lens to be released in early 2017" より引用

SL用の Summilux-SL 50mm ASPH が来年の早い時期に発売されるようだが、赤で透過させた M9+Summilux-M 50mm ASPH との比較を見ると、あまりのサイズの違いに愕然とする。最近の ZEISS や SONY や SIGMA のレンズ作りを見てもそうだが、「究極の光学性能を手にしたければレンズが大きく重たくなるのは甘んじて受け入れなさい」と言わんばかりのメーカー側の強硬姿勢と、それに迎合して超弩級レンズの高性能を煽り立てるフォトヨドバシの如き商業サイトのヨイショ記事にはいささかうんざりしている。軽量コンパクトで取り回しがいいということも、そのレンズを長く使っていく上でとても重要な性能の一部だと思うのだがね.....。




Leica Rumors "This is the new Leica M10 camera" より引用

なんと、次期ライカMの名称は「M10」となるようだ。これはすでに米国連邦通信委員会(FCC)に申請してパスしたものなので、新型Mは確実に「M10」となる。2013年3月、M9の後継機は「M typ 260」という名称で発売された。当時ライカ社は「今後、Mのあとに数字をつけるやり方は廃止し、M型ライカはず~っとMで行きます。型番の区別は typ*** でやっていきます」とアナウンスしたが、その舌の根も乾かぬうちに何という節操のなさだろう。そもそも M10 ってどんなカメラだ? M9の正当な後継機という意味か? そうすると現行のMの位置づけはどうなるんだ? まったくわけがわからない。